【解説】中学受験!!この勉強法で【塾なし】で都立中高一貫校に合格した!

勉強法
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塾なしで受検に挑むといっても何を勉強したらいいかわからない!という方も多いのではないでしょうか?

息子と家庭学習を試みた私も、都立中高一貫校受検は初めての経験でした。

専門的な知識を持っていたわけでもありません。

手探りしながら、調べて、実践して、修正して…と学習法を選択してきました。

結果として合格することができたので、我が家の勉強法が参考になればと考え、紹介します。

この記事では、家庭学習で受検に臨み、都立中高一貫校に合格した息子と実際に行った勉強法と、小学4年から受験までの3年間の学習スケジュールを解説します。

解説する勉強法
  • 通信教育
  • 模試
  • 自宅学習で利用した問題集
  • 追加で行った作文対策

中には、余分だったかなぁ、と思う勉強もありますが、そんな感想も含め、それぞれの項で詳しく説明します。

それぞれの家庭に合った学習法を選択する助けになれば嬉しいです。

3年間の学習スケジュール

我が家の受検勉強は、小学校4年生の4月に進研ゼミに入会したことで始まりました。

そのときはまだ、受検するかどうかは決めていませんでした。

【塾なし】で中学受験(受検)!都立中高一貫校に塾なしで合格!」の記事中の「息子が都立受検をすることになったわけ」参照

学習スケジュールの大きな流れとしては、基礎学力育成期(小4~小6の10月まで)と受検集中対策期(小6の11月~)に分けることができます。

基礎学力育成期:小4で進研ゼミを始め、小5から都立受検用のZ会を始め、この2つをコツコツと勉強をしていた時期

受検集中対策期:息子がやる気になり、勉強時間を増やし、模試を受け、都立受検用の問題集や過去問、作文対策に力を入れた直前の時期

です。

3年間のスケジュールを表にしたものはこちら。

行程 学年 月日 進研ゼミ Z会 問題集 模試







小4 4月 考える力プラス
中学受験講座
     
5月      
6月      
7月      
8月      
9月      
10月      
11月      
12月      
1月      
2月      
3月      
小5 4月 作文5年生、公立中高一貫適性検査5年生    
5月    
6月    
7月    
8月    
9月    
10月    
11月    
12月    
1月    
2月    
3月    
小6 4月 作文6年生、公立中高一貫適性検査6年生    
5月    
6月    
7月    
8月    
9月    







10月 過去問、作文対策  
11月 首都圏模試・早稲田進学会そっくり模試
12月  
1月     早稲田進学会そっくり模試
2月      

勉強時間をまとめると、このような感じです。合計で1,300時間ほど勉強していますね。

時期 勉強時間 勉強時間(月あたり)
小4 週5日×60分 20時間
小5 毎日×60分 30時間
小6(10月まで) 毎日×90分 45時間
小6(10月から) 平日×3時間+土日×7時間 120時間

振り返ってみると、息子が本気で受検しようと決意したのが遅い時期だったため、ギリギリのスパートでした。

遅すぎたような気もしますが、短期戦にすることで集中力を維持できたようにも思います。

ではこれから、1つ1つのの学習について、詳しくみていきましょう。

通信教育(進研ゼミ、Z会)

我が家が受講した通信教育はこちら。

通信教育
  • 小4の4月~小6の1月 進研ゼミ小学講座・考える力プラス中学受験講座
  • 小5の4月~小6の12月 Z会・公立中高一貫校適性検査5・6年生
  • 小5の4月~小6の12月 Z会・作文講座(本来なら、小6の4月からはZ会・公立中高一貫校作文6年生を受講するべきでした)

進研ゼミ

まず、基礎学力をつけるため、私立中学受験用の勉強ができる進研ゼミの中学受験講座を選びました。

私が求めた条件は、以下の3点です。

進研ゼミ – 教材選択の条件
  • デジタルでなく、紙での勉強であること(息子が好んだため)
  • 子どもが自分で勉強できるように作られていること
  • 一式で基本から応用まで網羅している教材であること

この点を全てクリアしていたのが進研ゼミの中学受験講座でした。

国語・算数・理科・社会の4教科が勉強でき、この一式をしっかり勉強して身につけることができれば、私立受験にも臨めると思います。

また、子どもにも親しみやすいイラストや図が多めのカラー印刷となっていて、はじめての分野でも子どもが自力で基礎から応用までを学べます。

テキストとワークブックがありますが、ワークブックがテキストから飛躍した難しい問題ばかりではないため、子どもだけでも解きやすくて良かったです。

ご興味がある方は、以下のリンク内の「中学受験対策」から資料請求、講座申し込みが可能です。

【進研ゼミ小学講座】

進研ゼミについては別記事を作りましたので、以下の参考記事をご覧ください!

Z会

そして、都立受検用の講座として選んだのはZ会の2つの講座です。

Z会 – 教材選択の条件
  • 進研ゼミに時間がかかるので、短時間で重要な部分だけ学習できること

口コミで、都立中学受検に強いという評判があり、選りすぐりの問題を少し解く、というスタイルのZ会に決めました。

週に1回1時間ほどで終わるので良かったです。

しかし、実をいうと、受講講座選択に致命的なミスがありまして…(汗)

Z会の公立中高一貫校受検用の講座には、作文の講座と作文以外の適性検査対策用講座があり、作文の講座は6年生の1年間だけなのです。

息子は作文が苦手だったので、5年生のうちからやっておいた方がいいだろうと、5年生のときに受検用ではない一般の作文講座を受講し始めました。(公立中高一貫校受検用の講座は5年生用はなかったため。)

6年生になるときに、普通の作文講座→公立中高一貫校作文講座に変更する予定でした。

が、すっかり忘れ…それに気が付いたのが小6の11月、というマヌケな私なのでした。

というわけで、通信教育を利用する場合は、よく読んで間違えないように手続きしましょう、ということと、それによって、作文対策を小6の11月ごろに大慌てですることになりました、というご報告です(苦笑)

塾に通わない、というのはこういう手続きの確認を保護者自身がしっかりしなくてはならない、という注意点がありますね。

Z会についてはこちらの記事におすすめの理由をまとめましたので是非ご覧ください!

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受検を終えた今、作文以外の適性検査対策は問題集で十分、と考えています。というのも、この講座は公立中高一貫校用であって、都立中高一貫校用ではないのです。実際真剣に受検対策しようと考えると、この講座だけでは心もとないです。

息子が受講を始めた5年生の段階では通信教育だけを勉強して、とりあえず受けてみて受かればラッキーというくらいの軽い気持ちで受検しようと思っていたのです。

が、途中で息子が「どうしても合格したい」と言い出したので、追加で問題集も買って勉強することになりました。

問題集を買い足して、本気で対策に取り組み、たくさんの過去問を解いてみると、重複している問題も多く、Z会は作文だけでよかった気がします。(その肝心の作文講座を受講しなかったわけですが…)

作文も、全国の公立と都立のみでは出題傾向が異なるので、どれほど効果があるのかは少し疑問です。けれど、作文は添削や配点基準が分かりにくいので、受講には意味があると考えます。

模試

息子が受けた模試は2種類で合計3回です。

利用した模試
  • 首都模試・適性検査型模試・・・1回
  • 早稲田進学会・そっくり模試(解説付き)・・・ 2回

ここでも、本気になったのが遅かったため、模試でも受けてみようかと考えたのが小6の11月…。

受けられる模試はほとんどの模試の最終回。

そんな状況で選んだのは上記2つの模試でした。それぞれの模試を選んだ理由は以下のとおりです。

首都模試を選んだ理由
  • 1つの塾の生徒ばかりでないので、アウェー感を感じない
  • 受けている人数の多い模試
  • 結果のデータが分かりやすく数値化されている

そっくり模試を選んだ理由
  • 本番に近い出題傾向であること
  • 解説授業付き

我が家としてはこの選択は割と良かったです。

どの模試でも言えるとは思いますが、家庭学習ばかりしていると受検することがピンとこないものです。モチベーションも上がりません。

模試で息子は他の受検生を意識し、やる気になりました。

また、早稲田進学会の解説授業がとても詳しくて受験勉強全般の情報まで教えてくれ、非常に有益でした。

模試の詳細はまた違う記事で紹介します(※現在作成中

自宅学習で利用した問題集

我が家が購入して取り組んだ問題集はこちら。

漢字のドリル以外はすべて小6の11月からの3カ月で取り組みました。

利用した問題集
  • 出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集
  • でる順過去問 公立中高一貫校適性検査 合格への126問 首都圏版
  • 思考力で合格!算数
  • 考察力で合格!理科
  • 分析力で合格!社会
  • 中学入試 作文力で合格!
  • 作文レッスン
  • 2020年度受検用 公立中高一貫校適性検査問題集 全国版

問題集については教科別に別記事を作成していますのでこちらをご覧ください。

教科別【国語】適性検査(都立中学受検)と教科型試験(私立中学受験)の違いと対策
教科別【理科】適性検査(都立中学受検)と教科型試験(私立中学受験)の違いと対策
教科別【算数】適性検査(都立中学受検)と教科型試験(私立中学受験)の違いと対策
教科別【社会】適性検査(都立中学受検)と教科型試験(私立中学受験)の違いと対策

まとめ

以上、我が家が実際に学習したものを見てきましたが、振り返ってみると、やって良かったものとあまり意味がなかったと思うものがあります。

これを踏まえて、おすすめ学習法をまとめてみたので、そちらの記事もどうぞ。→「塾なしで都立中高一貫校に合格するための勉強法(おすすめ編)

以上で3年間の学習スケジュールの解説は終わりです。最後までご覧いただきありがとうございます!
塾なしで合格するには何をしたらよいの?と思っていた方のお役に立てたなら嬉しいです。

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